医療法人社団 新生会 南東北第二病院

コンテナ型のCT室設置について

コンテナ型のCT室設置について

 当院では、新型コロナウイルス感染者専用のコンテナ型CT室を屋外の正面玄関近くに設置しました。感染者及び感染の疑いのある患者さんの肺を診断するための専用CT室で、1月18日(月)より稼働を開始しました。
 院内にもCT室を備えておりましたが、院内感染の防止と円滑な画像診断、患者さんの重症化防止を図るため新たに整備しました。設備導入に当たっては、福島県重点医療機関設備整備事業の交付金を活用しました。
 CTは1回の撮影で最大64断面の画像が確保できるタイプの最新モデルで、肺の診断に威力を発揮します。患者さんはCTの寝台に仰臥するだけで、機械が自動で撮影に最適な寝台の位置を微調整します。放射線技師が患者さんに手を触れずに微調整できるため、感染のリスクも大幅に低下します。
 コンテナ室内には菌やウイルスを除去する特殊フィルター付きの空調設備が備わっており、室内の空気は常時クリーンな状態に保たれています。患者さんと医療従事者の導線も分かれており、接点は最小限に抑えられます。

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