今回 更衣動作役立つ 1つの 自助具 を 紹介させていただきます。
身体的な障害を持った方が日常生活活動や
趣味活動などにおいて周りの方の介助が必要
になることを可能な限り自分でできるように
工夫して作られた道具のことを言います 。
・自助具を使用することで何がいいのか
できなかったこと、 諦めかけていたことが行えるようになり 、 生活の幅が広がることがあります 。
紹介させていただく自助具はボタンエイド です!!
・どんなもので 、 どのように使うのか
この自助具は、 手指の 細かな操作が難しく ボタンの留め外しが困難な場合に使用します 。 持ち柄が棒状のものやリング状のものがあり、 対象者様の手の 機能に 応じて 選択します 。
使用方法 ① 〜 ③ で ボタンを留める動作は 、 まず柄を持 ち 、 針金部分をボタン穴に押し通し 、 そのまま針金部分でボタンを引っ掛けます。 その後ボタン穴から引き出すようにして留めます 。 はずす動作はこの逆です。 ボタンエイドを使用する場合 、 もう一方の手でボタン穴の端をつかむ必要があります 。それが困難な場合は衣類を引っ張るための用具を工夫して作成する必要があります④ 。
引用文献
社団法人日本作業療法士監修 木之瀬 隆 作業療法全書 改訂第3版 ⑩ 作業療法技術学2 福祉用具の使い方 ・ 住環境整備 P 75 76