〇運動不足による健康二次被害と推奨される運動の紹介
感染症対策として外出を控えることが多くなっていることや新しい生活様式への変化により、活動機会を失っている方が世間一般として増加傾向にあると言えます。
厚生労働省スポーツ庁では運動不足による健康二次被害の問題を重要視しており、スポーツや社会参加で予防することを推奨されています。その対象としてテレワークで座位時間が増えた方、お子さんを持つ御家族、ご高齢の方をターゲットに、運動・スポーツの実施啓発リーフレットを作成されています。その一部をご紹介致します。
1)テレワークで座位時時間が増えた方向けの運動として
1日に11時間以上座っている人は4時間未満の人と比べ死亡リスクが40%も高まるといわれています。WHOは、成人は週に150分以上の中強度の身体活動を行うことを推奨しています。
2)ご高齢の方向け
厚生労働省の健康日本21では、65歳以上の方の1日当たりの歩数の目標は男性7000歩、女性6000歩とされています。自宅内であれば座っている時間を出来るだけ減らすようにするなど無理せず、少しずつ動かす機会を増やすようにしましょう。
※運動は無理をせずに少しずつ体を動かすようにすると良いです。運動機会が減少していた方は急激な運動が負担となることがあるので病気や痛みがある方はかかりつけ医に相談してください。
厚生労働省スポーツ庁ホームページに、健康二次被害の予防について詳細が記載されています。詳しく知りたい方はそちらをご確認下さい。
参考資料:厚生労働省ホームページ スポーツ庁 健康二次被害の予防