厚生労働省「国民生活基礎調査」によると、現代人の2人に1人が肩こりに悩んでおり、男性が2位・女性は1位と報告されています。女性の方が多いのは、「首や肩こりの筋肉量の少なさ」「冷え性による血液の悪さ」が原因と言われます。また、もともと男女共に肩こりに悩む人が多いことに加え、コロナ過の影響による在宅ワークや在宅学習が増加し、より肩こりの症状がひどくなったという方もおられると思います。そこで、今回は肩こりの原因や予防策についてご紹介したいと思います。
〇同じ姿勢
スマートフォンやパソコンの長時間の使用で前かがみの姿勢になりやすい
〇眼精疲労
細かい文字を見続けると目や目の周りの筋肉が緊張
〇運動不足
長時間同じ姿勢、運動不足で筋力が低下し筋肉が緊張
〇ストレス
精神的なストレスにより肩周辺の筋肉が緊張
首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じ、血流が悪くなり肩こりに繋がる
➀正しい姿勢を心掛ける
②同じ姿勢を続けないようにしてこまめに首や肩の緊張をほぐす
➂目を使いすぎない。目が疲れた時は適宜休ませることが大切
④散歩やウォーキングによる全身運動で血流改善
⑤肩への負担を減らするため、ショルダーバックよりは両肩で背負うリュック
がおすすめ
参考資料:厚生労働省 『平成28年 国民生活基礎調査の概況』