ワンポイントリハビリ!ロコモティブシンドローム
ロコモティブシンドローム(運動器症候群 以下ロコモ)
ロコモの三大原因疾患
●骨粗鬆症
骨量が低下して骨がもろくなり、転倒などによる骨折から寝たきりを招きやすい
●変形性膝関節症
膝関節軟骨のすり減りなどが原因で、膝に痛みが起こる
●脊柱管狭窄症
脊柱管の変化により中を通る神経が圧迫され、足腰にしびれや痛みが起こる
要介護の状態となった原因
厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」より
7つのロコチェック
□横断歩道を青信号の間に渡れない
□片足立ちで靴下がはけない
□家の中でつまずいたり、滑ったりする
□2kg程度の買い物をして持ち帰ることが困難
□15分続けて歩けない
□掃除機の使用や、布団の上げ下ろしなどの家のやや重い仕事が困難
□階段を上がるときにて手すりが必要
※1つでもあてはまるとロコモの可能性があります
ロコモーショントレーニング
日本整形外科学会が推奨するロコモーション運動を紹介します。毎日少しずつでも続けることが大切です。安全な方法で無理をせずに自分のペースで行いましょう
1.片脚立ち 左右1分ずつ 1日1~3回
バランス能力をつけるロコトレ
2.スクワット 1セット5~10回 1日1~3回
下肢の筋力をつけるロコトレ
3.ヒールレイズ 20~30回 1日2~3セット
ふくらはぎの筋力をつけます
4.フロントランジ 5~10回 1日2~3セット
下肢の柔軟性、バランス能力、筋力をつけます