以前もご紹介した、認知症予防に役立つコグニサイズの第三弾です。
今回は実践編となります。
実施の前に前回の復習です。
動をする際には強度が重要でしたね?
強度が強すぎるとかえって体に負担がかかってしまったり、
強度が弱すぎても運動の効果が得られにくくなってしまいます。
そのため、先ずは目標心拍数の計算を行いましょう。
目標心拍数を越え過ぎてしまう場合は、回数を減らしてみたり、座って行ってみるなどして強度を調整して行って下さい。
※目標心拍数の計算は前回の内容を参照下さい。
https://shinsei.minamitohoku.or.jp/medicalpost/post-3788/
【実践編】
ステップ1
・立った状態で、1から数を数えます。
・数えながら、3の倍数の時に手をたたきます。
※立っているのが不安定な場合は、無理をせず椅子などに座って行いましょう。
※慣れてきたら、4と7が含まれる数字など課題を変えてみてもいいです。
ステップ2
ステップ1と足踏み運動を組み合わせます。
※立っての足踏み運動が不安定な場合、心配な場合は無理をせず、座って行いましょう。
※手を叩く課題が、簡単な場合は4の倍数と7が付く数字の際に手を叩くなど、難易度を上げましょう。
※心拍数を測りながら、数える数を30、50、60と増やしていきましょう。
運動実施後は必ず脈拍を計測し、運動の強度が適切か判断するようにしましょう。
また、コグニサイズ10箇条を振り返りながら、無理の無い範囲で継続しましょう。
引用:国立長寿医療研究センター コグニサイズパンフレット