医療法人社団 新生会 南東北第二病院

脱水症状に気をつけよう!

脱水症状は軽い場合は体が火照るといった症状くらいしかでないので異変に気づきにくいというのがやっかいです。脱水症状を解消する方法はとにかく水分を摂取することが一番です。しかしこの摂取方法にもポイントがあります。

◎脱水症状の防止には水分補給が有効的ですが、ただ水を飲むだけよりも、体に吸収されやすい方法を取る必要があります。もっとも体に吸収されやすい水分というのは体液と同じ生理食塩水です。生理食塩水は0.9%の塩分濃度で作られた食塩水です。

輸血が足りない場合などは、生理食塩水で代用されることもあるほど、体との相性がいいのです。生理食塩水に近い飲み物はスポーツドリンクなどです。スポーツドリンクがない場合には、水に直接、塩をひとつまみ溶かしたものを摂取すると効果的です。

さらにスポーツドリンクには砂糖が多く含まれており、カロリーなどが気になる人はスポーツドリンクを水で半分に割ったものを飲むと効果的です。

2014071501

2014071502

かくれ脱水とは?
脱水症になりかけているのに、本人や周りの人がそれに気づかないため、対策がなされていない状態をかくれ脱水といいます。
この状態が続くと、本当の脱水症となってしまうので十分な注意が必要です。

Return Top