医療法人社団 新生会 南東北第二病院

不眠症について

不眠症について

寝た気がしない!
睡眠が不十分なため日常生活に支障をきたす。

不眠症とは、寝つきが悪かったり、夜中や早朝に眠りが途切れたりして、睡眠が 不十分な状態を本人がつらいと感じ、気にしたり心配する状態をいいます。
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要するに、本人が「寝た気がしない」と自覚して悩んでいる状態です。

それと同時に、睡眠が不十分なために仕事や家事などといった、日常生活に支障をきたすという客観的な障害があることを「不眠症」といいます。

逆に睡眠時間が短い状態が続いても、本人がそれを気にしておらず、また日常生活に支障が生じていなければ、それは不眠症にはならないのです。

不眠症が起こるメカニズム

精神的な緊張や不安などのストレスを感じると、寝つきが悪くなったり、夜中に目覚めたりすることがあります。
これに加えて、「今夜こそは眠ろう」と努力すると、それが逆に神経を興奮させてしまい、ますます眠れないという悪循環をまねくことになりかねません。

ストレスを感じれば、誰でも一時的に眠れなくなるもので、それ自体は正常な反応です。
この段階でストレスを軽くしたり、睡眠の仕組みを知って生活習慣を改善したりすれば、不眠症を克服し、おだやかな眠りを取り戻すことができます。

不眠症対策

不眠症の治療には、ストレス解消が一番の対策となります。 それには、運動・スポーツのほか、趣味に打ち込むのが効果的です。

ハードなスケジュールのなかで仕事をしており、ストレスを解消するのが大変だという人は、少しでもストレスを忘れるように努力します。この場合、自分の好きなことに時間を費やすことで、ストレスを相殺するのが一番の対策となります。

趣味がない人の場合は、日々の生活にジョギングを取り入れるといいでしょう。

ジョギングなどの運動は、ストレス解消効果があるだけでなく、体に適度な疲労感を与えてくれるため、不眠症の解消に役立ちます。

正しい睡眠のリズムを保つ!

不眠症を解消するためには、毎日決められた時間に眠ることが大切です。

毎日同じ時間に眠るようにすると、脳がその習慣を記憶し、床に入る時間が近づいたら自然に眠気を誘ってくれるようになります。

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