医療法人社団 新生会 南東北第二病院

ご挨拶



 東日本大震災から7年目をむかえて 

 もうすぐ、あの東日本大震災から6年が経とうとしています。
 震災で甚大な被害を受けた(旧)保科病院は、総合南東北グループの支援を受け、南東北新生病院として診療継続させていただくことができました。
 2年間仮設病院での診療の後、平成25年7月より新病院に移転し、病院名は平成27年4月より「南東北第二病院」に変更し現在に至っております。

 振り返ってみますと、震災後の期間は、総合南東北病院グループの皆様や郡山地域の医療機関の皆様方等、本当に多くの方々から、ご協力ご援助賜りました。改めまして、心より御礼申し上げます。

 当院は現在、一般病棟(55床+50床)及び回復期リハビリテーション病棟(51床)、合計156床の構成で診療しております。

 入院されているのは、急性期治療終了後の比較的安定した患者さんが多く、診療科としては、一般内科始め血液内科、消化器外科、脳神経内科、脳外科、整形外科(外傷センター)、泌尿器科(透析)等、多岐にわたっています。

 当院は、元々、比較的長期の入院を必要とする患者さんを中心に診療して参りました。 

 超急性期や急性期の病院では、病状が安定すると早期に(1日から14日程度)、退院や転院を促される場合が多い様ですが、当院では平均在院日数60日以内の制約はあるものの、比較的ゆったりした時間軸で治療に専念していただけると考えております。

 退院後の方向性等につきましても、各病棟に専任のソーシャルワーカーやケアマネジャーがおりますので、いつでもお気軽にご相談いただけます。

 また、当院は既に、がん患者さん等に対する緩和ケアの診療も開始していますが、来年度には緩和ケアチーム委員会を発足し、診療レベルをさらに充実させる予定です。緩和ケア自体は、がんに対する専門的医療や最先端医療を妨げるものではありません。
 当院は総合南東北病院と密に連携し、「がん最先端の治療」と「緩和ケア」を同時進行的に行うことにより、ご自宅や病院で、より穏やかな生活が送れるように病院の機能を充実させて行きます。

 南東北第二病院は、震災以前から郡山地域急性期病院の受け皿として、また、開業されている先生や在宅診療の先生方への後方支援ベッドとしての役割を果たすべく努めて参りました。団塊の世代の人々が75才以上の後期高齢者となる2025年問題等を鑑みますと、当院の必要性は今後益々高くなると考えられます。
 それだからこそ、ゆとりのある時間の中で、安心して治療を受けながら、今後の行く先を相談して決定して行ける、そんな病院を目指して行く所存です。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成29年2月

 

医療法人社団 新生会 南東北第二病院 病院長 松本 秀一

 

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