病棟紹介 1F 外来
当院の外来の診療科は、内科・循環器内科・呼吸器内科・消化器内科です。
他の病院・クリニックからのご紹介の患者さんが多く、地域に密着した医療を継続することをモットーに、患者さんが安心して関わっていける医療を目指して、日々の外来業務に努めてまいります。
2F 一般病棟
2病棟は主に血液内科、外科の診療科で53床の病棟です。
輸血・抗がん剤投与などの治療期や症状緩和が必要な終末期の患者さんが入院されているため幅広い看護が求められています。すべての患者さんに寄り添うことを心掛け、不安軽減や疼痛コントロールに努めています。また、高齢の患者さんにおいては認知症などの理由により自宅退院が困難な例も多いので、多職種でカンファレンスを行い、患者さん・家族の思いを尊重した退院支援を行っています。終末期にある患者さんも可能な限り自宅で過ごす時間が持てるように在宅診療科と連携し入退院調整を行っています。
経験豊富なスタッフが多く、主の診療科以外の入院にも柔軟に対応できるよう、常に向上心を持って看護に取り組んでいます。また、患者さんがより安全に安心して入院生活が送れるようにスタッフ同士のコミュニケーションを大切にして患者さんにとってより良い看護の提供を目指しています。
3F 一般病棟
3病棟は、循環器内科・脳神経外科・脳神経内科を主とする混合病棟です。また、血液疾患や外傷、緩和ケアの患者さんも受け入れており、様々な患者さんへ看護を行っております。
高齢化社会に伴い、退院後の生活を見据えた支援を心掛け、入院時から多職種で検討しています。患者さんが安心して退院していただけるように早期から退院調整を行っています。チーム医療を実践し、患者さんやご家族が希望された生活が送れるように自宅療養に向けた指導や退院に向けて調整などに力を入れております。
幅広い年代のスタッフが働いており、ベテランナースから子育て世代のナースまで元気に働いています。「相談しやすい環境づくり」を病棟目標とし、忙しくても笑顔を絶やさず、患者さん中心の看護を提供したいと思います。
4F 回復期リハビリテーション病棟
5病棟「回復期リハビリテーション病棟」では、急性期の治療を終え、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも元に近い状態に近づけるためのリハビリテーションを専門に行っている病棟です。
入院期間は疾患・状態により異なりますが、最大180日のリハビリテーションを1日最大3時間行い、社会・在宅復帰を目指します。
厚生労働省により、1日最大9単位=3時間(1単位=20分)までと長時間のリハビリが認められています。患者さんの体への負担を考慮しながら、体調や年齢に合わせてリハビリを行います。
回復期リハビリテーション病棟の特徴は、最大3時間のリハビリ訓練だけでなく、起床から就寝までの間、食事や着替え、歯磨きや整容、排せつなど日常的な動作も含めた生活そのものをリハビリととらえた生活援助が受けられることです。夜間の排泄時の介助なども含めた、24時間365日のサポートが大きな特徴です。
他にも、安心してご自宅に帰れるよう、退院前に患者さんと一緒にご自宅へ伺い、家庭内の改修・補助器具導入の調査や自宅の段差などに合わせて強化したい訓練の見極めを行う家屋調査。また、退院後に使える介護 保険申請のお手伝いや各種サービスの調整など、在宅への復帰に向けてさまざまな取り組みが行われています。
多くの方の社会復帰にお役に立てるよう、スタッフ一同力を合わせて良い病棟を作り上げていこうと思います。