医療法人社団 新生会 南東北第二病院

RSウイルス感染症とは?

RSウイルス感染症とは?

風邪に似た症状。しかし・・・。

RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)を原因とする病気で、主な症状は発熱、咳、鼻水、咽頭痛、頭痛、倦怠感など風邪に似た症状です。
肺炎を起こすなど重症化することもあります。特に生後6か月未満の乳児や低出生体重児、心疾患、肺疾患、免疫不全のある方の場合は、重症化しやすいとされるため注意が必要です。
感染力は強く、2歳までに、ほとんどすべてのお子さんがRSウイルスに感染すると言われており、どの年代でも再感染は起こりますが、一般的には、年長児以降は重症化することは少ないようです。
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感染経路

ウイルスを含む飛末が患者のくしゃみや咳で空気中に放出され、それを吸い込む、あるいは手指を介して接触することにより感染します。
潜伏期間は2~7日とされています。
熱などの症状が消失しても、ウイルスが排出される期間は咳などにより感染を広げてしまうことに注意が必要です。

治療法

RSウイルスに抗生物質は効きません。二次感染のおそれがあるときは抗生物質を使うことがありますが多くの場合は症状を抑える対症療法がほとんどです。他の風邪と同じく、水分補給・睡眠・栄養・保温をして安静にして経過をみることになります。

予防策

RSウイルスは非常に感染力が強く、ウイルスがおもちゃなどに付着してから4~7時間は感染力が消えないといいます。
日ごろから外出の後や調理・食事の前、鼻をかんだ後などは石鹸でよく手を洗いましょう。
RSウイルスが流行する秋から春の季節には、お子さんを人ごみに連れて行かない配慮も必要です。
RSウイルスは目や鼻、口の粘膜から感染します。乳児・幼児は手近においてあるものを何でも口に入れたがりますから、家庭内に風邪をひいている人がいるときは、アルコールティッシュなどでお子さんの周りのものをこまめに消毒しましょう。

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